戸山幼稚園では、異年齢での関わりの場として、たてわり保育を行っており、そのグループに自分たちで考えた名前を付けて親しみを深めています。今回は、その中に『ニジイロクワガタグループ』と『ヘラクレスオオカブトグループ』ができました。実際にはお目にかかったことがない憧れの虫の名前を付け、手作りの看板を作って過ごしていた子どもたちに、
なんと!嬉しいお話が届きました。
幼稚園の活動を知った、在園児のお祖父さまがこの虫たちを譲ってくださるとのこと!
日頃から、自然に囲まれ、生き物に親しみながら過ごしてきた戸山幼稚園の子どもたちですが、実際にニジイロクワガタやヘラクレスオオカブトに出会えるなんて、夢のようなお話です!
さて、実際に園にやってきたニジイロクワガタは、子どもたちの想像以上の輝きで、大感激!日中はなかなか動きがみられないものの、その輝きやフォルムを見ているだけで、もううっとりしてしまうほどでした。
日々お世話したくて、その動きが気になって…こんな風に実際に目で見て知的好奇心を高められる環境のありがたみを噛みしめています。
そして、少し遅れて出会ったヘラクレスオオカブトには、「本物?!!?」と目を見張る大きさと勇ましさに大興奮の子どもたちでした。
みんな、その大きさに興味津々で触ってみたいものの、まだドキドキも隠し切れず、最近になってやっとツノを撫でられるようになってきました。まだ羽化したばかりということで、こちらも動きの少ない日が続いていましたが、先週ついに初めてゼリーを食べてくれていて大喜び!毎日その姿をじっと観察して、愛着を強めています。
特に、虫好きの男の子たちはこれまで以上に目を輝かせ、図鑑やテレビで得た知識を披露してくれます。自分たちの得意なことや好きなことを、のびのびと幼稚園で活かせることで、さらに自信をつけていって欲しいものです。
こんな貴重な機会をいただくことができましたこと、ここで改めてお礼を申し上げます。そして、遠方からも常に子どもたちのことを想って過ごしてくださる祖父母の皆さま方の健康をお祈りすると共に、安心してお会いできる日が来ることを願うばかりです。
本当にありがとうございました。
引き続き、大切に飼育させていただきます。