ゴッホの絵画とキリスト教
2020年6月14日 いちじく会
礼拝後 会堂にて午後12時ごろ〜(1時間程度)
担当:斎藤兄
2014年のいちじく会のテーマ「原罪の意識とゴッホの絵」(ミレーとの対比)に引き続き、「牧師を目指したゴッホと絵画」を企画いたしました。
ゴッホの絵には、隠された本人の主張があります。それは、弟に残された700通に及ぶ手紙です。今回、その手紙から主だったゴッホの絵画に潜む思いを紐解いていきます。
ゴッホの手紙 (1877年3月23日より抜粋)
「僕たちの家族はクリスチャン一族であるが、代々福音に携わる聖職者がいつもいた。お父さん、お爺さんの精神が僕に宿ること、クリスチャンであり、かつキリストの労働者であること、僕の生活が父、祖父の生活にもっと似てくることが僕の祈りであり、最も強い願いである。」
ゴッホの手紙より(#82a)
「キリストを愛し一生彼のために働くよう、自ら必死で努めよう。たとえ失敗したとしても、たとえ僕が倒れたとしても、いつも遠くに立ち続け、悲惨な底辺から上方に憧れ続けよう。」
このような気持ちが、清々しく、暖か味のある「ひまわりの絵」を生み出したのかもしれない。
当日の参加大歓迎。
昼食代500円